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『パウル・クレー 東洋の夢』展  [美術鑑賞]

先週の土曜日、久しぶりに夫とドライブに出かけた。

来月に甥っ子の結婚式があるので、御殿場のアウトレットに行って買い物。
それから横須賀へ足を伸ばして、横須賀美術館へ。

新しい美術館で、海が見える美術館だっていうから行ってみいへん?
夫の提案でした。

企画展は『パウル・クレー 東洋への夢』

パウル・クレー(1879~1940)は20世紀を代表する画家だそうです。
日本でも度々展覧会が開かれているそうで、その作品は日本人に好まれているそうです。
私は初めて。

クレーは、日本画の北斎漫画の巧みなスケッチに興味が深く、影響を受けたそうです。

klee2.jpg「ウンクライヒから中国への道」

線描が得意で、初期作品には浮世絵からの影響が見られます。



同時に、北斎漫画の冊子の展示もあり、それはとても興味深いものでした。
描写が繊細で、人の体の動きなども巧みです。

klee3.jpg「スギエ近くの運河」
水彩画ですが、はっきりした線とぼかしを上手く使って、水が素敵に表現されてますね。





klee4.jpg「隠れ家」
油彩でしょうか。
どれもパンフレットの写真なので解りにくいけど、実物は何ともいえない空気感が感じられて、いろいろ想像してしまいます。




klee1.jpg「女の館」
抽象画はよくわからないけど、色使いが好きなのと、リズムとか動きを感じて、観ていて飽きないです。
クレーはバイオリンを弾く音楽家でもあるので、絵にも表れているのかもしれません。



klee5.jpg「雨模様の小風景」

数ある作品の中で、私はこれが一番好きでした。
実物はもっと色に深みがあったと思います。







予想以上に満足して、観終わった後はティータイム。
2009101716550000.jpg
雲っていたけど、テラスで海を眺めながらお茶して気持ちよかった。
手前はイチジクのケーキ。

遠くの海に浮かんでいるのは大きな貨物船。

この横須賀美術館、今年の6月頃、分蓮の日帰りバス旅行で来た所なのよね~[あせあせ(飛び散る汗)]
名前を聞いただけでは全然わからなくて、到着して初めて

あ!ここ来たことあるよ!

と叫んだ私、大ボケでした[ー(長音記号1)]
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