第48回公募熊谷市美術展開催 [美術鑑賞]
今年も開催しています。第48回公募熊谷市美術展。
第48回公募熊谷市美術展
会期☆平成26年4月9日(水)~4月13日(日)
午前9:00~午後5:00
(最終日は午後4:00まで)
会場☆熊谷市立市民体育館
以前は桜の時期に合わせた会期でしたが、最近は少しずれているので荒川堤の桜は8割方散っています。
向かいの公園
荒川堤方面
昨日の初日、午前中に受付当番に行ってきました。毎年思いますが、公募展って刺激を受けます。一作一作が力作でパワーがあります。
入口入って左、絵画作品。
彫塑作品。
右側。工芸。
右奥には、書道・写真が展示してあります。
今年の彩り会からの出品は3名のみでした。
Tさん 「ストーブ」油彩30号P。
今年は油彩画です。昨年の6月から一緒に油彩教室に行っていて、彼女はこんなすごい作品を描きました。
Nさん。「荒川中洲風景」水彩30号F。
風景が大好きなNさん。荒川六堰から見た荒川風景です。
MIYA。「丸いテーブルとミニカトレア」水彩30号F。
私はまだ油彩で大きな作品は描けないので、今までとおり水彩です。
暖かくなってきましたので、お出かけがてらぜひお立ち寄りください
第48回公募熊谷市美術展
会期☆平成26年4月9日(水)~4月13日(日)
午前9:00~午後5:00
(最終日は午後4:00まで)
会場☆熊谷市立市民体育館
以前は桜の時期に合わせた会期でしたが、最近は少しずれているので荒川堤の桜は8割方散っています。
向かいの公園
荒川堤方面
昨日の初日、午前中に受付当番に行ってきました。毎年思いますが、公募展って刺激を受けます。一作一作が力作でパワーがあります。
入口入って左、絵画作品。
彫塑作品。
右側。工芸。
右奥には、書道・写真が展示してあります。
今年の彩り会からの出品は3名のみでした。
Tさん 「ストーブ」油彩30号P。
今年は油彩画です。昨年の6月から一緒に油彩教室に行っていて、彼女はこんなすごい作品を描きました。
Nさん。「荒川中洲風景」水彩30号F。
風景が大好きなNさん。荒川六堰から見た荒川風景です。
MIYA。「丸いテーブルとミニカトレア」水彩30号F。
私はまだ油彩で大きな作品は描けないので、今までとおり水彩です。
暖かくなってきましたので、お出かけがてらぜひお立ち寄りください
タグ:熊谷市美術展 公募展
渡辺公志絵画展 [美術鑑賞]
今年は彩り会の2人の他にも知り合いの方が3人受賞したので何だか盛り上がってしまい、早めに行って皆でランチしておしゃべりをして楽しく過ごしました。
ランチの後は鑑賞会。
鑑賞会とは、審査員の先生方に作品を鑑賞しながらアドバイスをもらうという会です。いろいろな先生方にアドバイスしてもらうと勉強になるので、毎年参加しています。
鑑賞会の後は授賞式。受賞を卒業してしまったMさんと私2人で付き添いとして会場に入れてもらうことになり、後ろの席で友人たちの受賞を見守ることができました。
・・・会場が寒かったのでダウンジャケットを着ていたら、ぬくぬく暖かくなってきて睡魔との戦いだったけど(汗)
帰りに「渡辺公志絵画展」を見に行きました。
渡辺さんはまだ40代の現役バリバリ仕事人でありながら画家でもあり、また卓球を中学生に教えたりご自分でも大会に出たりというハンパないタフな方です。
作品は油彩・水彩で、若い頃の物から最近の物までバラエティに富んだ展示でした。
渡辺公志絵画展
会期◆平成26年1月17日(金)~29日(水)
午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)
会場◆くまがや館2階ギャラリー(熊谷女子高前)
くまがや館は初めて行きましたが、小さいながらも木の香りがするウッディな落ち着いたギャラリーです。
土日はご本人が会場にいらっしゃるので、いろいろお話が聞けます。
研究熱心な渡辺さんのお話が聞けてとても勉強になりました。
お近くの方は(遠くの方でも!)ぜひお立ち寄りください
ランチの後は鑑賞会。
鑑賞会とは、審査員の先生方に作品を鑑賞しながらアドバイスをもらうという会です。いろいろな先生方にアドバイスしてもらうと勉強になるので、毎年参加しています。
鑑賞会の後は授賞式。受賞を卒業してしまったMさんと私2人で付き添いとして会場に入れてもらうことになり、後ろの席で友人たちの受賞を見守ることができました。
・・・会場が寒かったのでダウンジャケットを着ていたら、ぬくぬく暖かくなってきて睡魔との戦いだったけど(汗)
帰りに「渡辺公志絵画展」を見に行きました。
渡辺さんはまだ40代の現役バリバリ仕事人でありながら画家でもあり、また卓球を中学生に教えたりご自分でも大会に出たりというハンパないタフな方です。
作品は油彩・水彩で、若い頃の物から最近の物までバラエティに富んだ展示でした。
渡辺公志絵画展
会期◆平成26年1月17日(金)~29日(水)
午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)
会場◆くまがや館2階ギャラリー(熊谷女子高前)
くまがや館は初めて行きましたが、小さいながらも木の香りがするウッディな落ち着いたギャラリーです。
土日はご本人が会場にいらっしゃるので、いろいろお話が聞けます。
研究熱心な渡辺さんのお話が聞けてとても勉強になりました。
お近くの方は(遠くの方でも!)ぜひお立ち寄りください
タグ:絵画展 ギャラリー
第39回熊谷市勤労者文化展開催 [美術鑑賞]
ご無沙汰している間に年が明け、窓の結露が凍るほどの厳しい寒さが続いています。
風邪ひいてませんか?
今日から熊谷市勤労者文化展が開催されています。
第39回公募熊谷市勤労者文化展
会期★平成26年1月16日(木)~20日(月)
午前10時~午後6時(最終日は午後1時まで)
会場★八木橋百貨店8階カトレアホール
今日、さっそく行って鑑賞してきました。
オープンと同時に行った訳は・・
我が彩り会の2名がみごと受賞したからであります
玉葱がある静物を描いたTさん
こちらは花とカラスウリを描いたNさん
おめでとうございます
私は小さい作品で、赤い方のバラの絵を出しました。
お近くの方はぜひ!お買い物がてらお立ち寄りください。
風邪ひいてませんか?
今日から熊谷市勤労者文化展が開催されています。
第39回公募熊谷市勤労者文化展
会期★平成26年1月16日(木)~20日(月)
午前10時~午後6時(最終日は午後1時まで)
会場★八木橋百貨店8階カトレアホール
今日、さっそく行って鑑賞してきました。
オープンと同時に行った訳は・・
我が彩り会の2名がみごと受賞したからであります
玉葱がある静物を描いたTさん
こちらは花とカラスウリを描いたNさん
おめでとうございます
私は小さい作品で、赤い方のバラの絵を出しました。
お近くの方はぜひ!お買い物がてらお立ち寄りください。
タグ:公募絵画展
『没後120年 ゴッホ展』国立新美術館 [美術鑑賞]
3連休は前後に地元の用事があったので、真ん中の10日に一日集中して遊んできました。
国立新美術館『ゴッホ展』→孫訪問→御茶ノ水ジャズ祭
濃い~ィ、一日です
ゴッホ展は絶対混雑するよな~、開場時間10時には着いていよう!
と思っていたのに、まさかの寝坊!
しかも、夫が岐阜に行ってくると言って、出掛けにバタバタしてたもんだから、つい私も出遅れてしまった。
国立新美術館に着いたのは10時40分。
中はすでに多くの人が・・
絵が好きな人、多いんだなぁ・・・。
没後120年 ゴッホ展 ~こうして私はゴッホになった~
ひまわりの絵で有名なフィンセント・ファン・ゴッホは、1853年にオランダの牧師の家庭に生まれ、子供の頃から性格は激しくて、人との付き合いは得意ではなかったようです。
絵は好きでしたが美術学校で学んだわけではなく、学校を出てからは美術商の伯父の会社で働いていました。
絵描きになると決めたのは27歳の時で、それからデッサンの勉強をしたり、義理の従兄弟の画家(アントン・モーブ)の指導を受けたり。初期の3年間はほとんど素描の練習でした。
働く農民の姿を描いたミレーに傾倒し、よく模写をしました。
「亜麻を刻む農婦(ミレーによる)」
他にも「種まく人」「晩鐘」など、有名なミレー作品を描いています。
農民を描いた素描も数多く、ミレーのように、手に汗して働く農民の姿を描きたいと思っていたようです。
「じゃがいもを食べる人々」(リトグラフ)
貧しい農民の家族ですが、自分たちで育て収穫したじゃがいもを食べる姿から、働いて糧を得るたくましさが感じられます。
「白い帽子を被った女の頭部」
(油彩)
当時、女性がよく被っていたこの白い帽子、とても気に入っていたらしいです。
帽子の白が際だって、キリリとよく働きそうな女性に見えます。
画家を目指してからの生活は厳しく、家族の中で唯一の理解者である弟のテオの仕送りで生活していました。ゴッホはテオに、100年経っても、まるで生きて話しかけてくるような人物画を描きたいと言っていたそうです。テオはそんなゴッホの才能を認めて、惜しまず援助していました。
1886年にパリに移住して、画塾に通って学びます。
印象派の画家たちと出会って色が明るくなったり、日本の浮世絵版画の強烈な色彩、大胆な構図、奇妙なトリミングなどにも影響を受けました。
「夕暮れの松の木」
(油彩)
浮世絵によく見る構図です。
「マルメロ、レモン、梨、葡萄」
(油彩)
額装したあとに画面に合わせて額を黄色く塗ってしまいました。よく見ると額らしい模様も描いています。
1888年にアルルに移住。
黄色い家を借りて、画家たちの楽園をめざします。印象派の多くの画家に声をかけますが、来たのはポール・ゴーギャンだけでした。
「ゴーギャンの椅子」
(油彩)
ゴッホはゴーギャンとの生活が嬉しくて、彼にはりっぱな椅子を用意しました。
椅子の上にゴーギャン愛用の道具を置いて描いています。ゴーギャンの椅子や小物を愛しく思うゴッホの気持ちが伝わってきます。
「アルルの寝室」
(油彩)
展示は、この絵を基にして作った実物大のゴッホの寝室が再現してあります。
物が少なくシンプルな生活のようでした。
ゴーギャンは南の島をよく描いていました。実物を見て描くよりも空想で描く画家です。現実の見た物を表現するゴッホとは意見がくい違い、よくぶつかったようです。
ある時ゴーギャンに、描いている自画像の耳がおかしいと言われ、自分の左耳の一部を切り取ってしまいました。
この事件で、ゴーギャンとの生活は2ヶ月間という短さで終わってしまい、ゴッホは精神を病んでサン・レミの療養院に入ります。
「サン・レミの療養院の庭」
(油彩)
とても穏やかな風景にみえます。
療養院の庭で腰かけてスケッチしているファン・ゴッホの姿が見えるような気がします。
どの絵も好きですが、私はなぜかこの絵が一番好きです。
「アイリス」
(油彩)
晩年、1890年の作品。
退色して今は花の色が青になっていますが、当時は紫だったそうです。
背景の黄色と反対色の紫、元気に咲いている花としおれかかっている花、花の曲線と葉っぱの直線、相対するものを描いて、喜びと悲しみ、生と死、心の表と裏・・などを描きたかったのでしょうか。
ファンゴッホは1890年にピストル自殺をはかって生涯を終えたと言われています。
たった10年の画家生活でした。
作品数は、油彩900点素描1100点とか・・。単純に計算しても4日に1点の油彩画と3日に1点の素描画を描いたということになります。ものすごい集中力の持ち主です。
ファンゴッホに対して、今まで激しくて狂気で恐い画家というイメージでしたが、思い違いをしていたと思いました。本当は純粋で、絵が好きで、対象に対して真摯に向き合い一生懸命表現している・・。じっくり見ると、作風はとても丁寧です。
今は亡き私の恩師(水彩画)やエレカシの宮本浩次に通じるものがあるように思えます。だから惹かれるのかもしれません。
いろいろな美術展に行きましたが、今までで一番感動したように思います。
今こうして思い出しても胸が熱くなります。
会期中にもう一度行きたくなりました。
国立新美術館『ゴッホ展』→孫訪問→御茶ノ水ジャズ祭
濃い~ィ、一日です
ゴッホ展は絶対混雑するよな~、開場時間10時には着いていよう!
と思っていたのに、まさかの寝坊!
しかも、夫が岐阜に行ってくると言って、出掛けにバタバタしてたもんだから、つい私も出遅れてしまった。
国立新美術館に着いたのは10時40分。
中はすでに多くの人が・・
絵が好きな人、多いんだなぁ・・・。
没後120年 ゴッホ展 ~こうして私はゴッホになった~
ひまわりの絵で有名なフィンセント・ファン・ゴッホは、1853年にオランダの牧師の家庭に生まれ、子供の頃から性格は激しくて、人との付き合いは得意ではなかったようです。
絵は好きでしたが美術学校で学んだわけではなく、学校を出てからは美術商の伯父の会社で働いていました。
絵描きになると決めたのは27歳の時で、それからデッサンの勉強をしたり、義理の従兄弟の画家(アントン・モーブ)の指導を受けたり。初期の3年間はほとんど素描の練習でした。
働く農民の姿を描いたミレーに傾倒し、よく模写をしました。
「亜麻を刻む農婦(ミレーによる)」
他にも「種まく人」「晩鐘」など、有名なミレー作品を描いています。
農民を描いた素描も数多く、ミレーのように、手に汗して働く農民の姿を描きたいと思っていたようです。
「じゃがいもを食べる人々」(リトグラフ)
貧しい農民の家族ですが、自分たちで育て収穫したじゃがいもを食べる姿から、働いて糧を得るたくましさが感じられます。
「白い帽子を被った女の頭部」
(油彩)
当時、女性がよく被っていたこの白い帽子、とても気に入っていたらしいです。
帽子の白が際だって、キリリとよく働きそうな女性に見えます。
画家を目指してからの生活は厳しく、家族の中で唯一の理解者である弟のテオの仕送りで生活していました。ゴッホはテオに、100年経っても、まるで生きて話しかけてくるような人物画を描きたいと言っていたそうです。テオはそんなゴッホの才能を認めて、惜しまず援助していました。
1886年にパリに移住して、画塾に通って学びます。
印象派の画家たちと出会って色が明るくなったり、日本の浮世絵版画の強烈な色彩、大胆な構図、奇妙なトリミングなどにも影響を受けました。
「夕暮れの松の木」
(油彩)
浮世絵によく見る構図です。
「マルメロ、レモン、梨、葡萄」
(油彩)
額装したあとに画面に合わせて額を黄色く塗ってしまいました。よく見ると額らしい模様も描いています。
1888年にアルルに移住。
黄色い家を借りて、画家たちの楽園をめざします。印象派の多くの画家に声をかけますが、来たのはポール・ゴーギャンだけでした。
「ゴーギャンの椅子」
(油彩)
ゴッホはゴーギャンとの生活が嬉しくて、彼にはりっぱな椅子を用意しました。
椅子の上にゴーギャン愛用の道具を置いて描いています。ゴーギャンの椅子や小物を愛しく思うゴッホの気持ちが伝わってきます。
「アルルの寝室」
(油彩)
展示は、この絵を基にして作った実物大のゴッホの寝室が再現してあります。
物が少なくシンプルな生活のようでした。
ゴーギャンは南の島をよく描いていました。実物を見て描くよりも空想で描く画家です。現実の見た物を表現するゴッホとは意見がくい違い、よくぶつかったようです。
ある時ゴーギャンに、描いている自画像の耳がおかしいと言われ、自分の左耳の一部を切り取ってしまいました。
この事件で、ゴーギャンとの生活は2ヶ月間という短さで終わってしまい、ゴッホは精神を病んでサン・レミの療養院に入ります。
「サン・レミの療養院の庭」
(油彩)
とても穏やかな風景にみえます。
療養院の庭で腰かけてスケッチしているファン・ゴッホの姿が見えるような気がします。
どの絵も好きですが、私はなぜかこの絵が一番好きです。
「アイリス」
(油彩)
晩年、1890年の作品。
退色して今は花の色が青になっていますが、当時は紫だったそうです。
背景の黄色と反対色の紫、元気に咲いている花としおれかかっている花、花の曲線と葉っぱの直線、相対するものを描いて、喜びと悲しみ、生と死、心の表と裏・・などを描きたかったのでしょうか。
ファンゴッホは1890年にピストル自殺をはかって生涯を終えたと言われています。
たった10年の画家生活でした。
作品数は、油彩900点素描1100点とか・・。単純に計算しても4日に1点の油彩画と3日に1点の素描画を描いたということになります。ものすごい集中力の持ち主です。
ファンゴッホに対して、今まで激しくて狂気で恐い画家というイメージでしたが、思い違いをしていたと思いました。本当は純粋で、絵が好きで、対象に対して真摯に向き合い一生懸命表現している・・。じっくり見ると、作風はとても丁寧です。
今は亡き私の恩師(水彩画)やエレカシの宮本浩次に通じるものがあるように思えます。だから惹かれるのかもしれません。
いろいろな美術展に行きましたが、今までで一番感動したように思います。
今こうして思い出しても胸が熱くなります。
会期中にもう一度行きたくなりました。
マネとモダンパリ展☆三菱一号館美術館 [美術鑑賞]
三菱一号館美術館。
今年の4月にオープンしたばかりの新しい美術館です。
新しいといっても建物はレトロな感じで、丸の内のビル街に建っている様子はとてもお洒落な感じでした。
エドゥアール・マネ(1832-1883)
印象派の時代より少し前の画家です。
後の印象派の画家たちだけでなく、後世の芸術家たちに決定的な影響を与えた、近代絵画史上最も重要な画家のひとりといわれています。
特徴は「黒」の美しさでしょうか。
人物画に黒を好んで使いますが、そのきわだった黒色の透明感が非常に印象的で、引き込まれます。
「街の歌い手」
ギターを持った歌い手はその手にぶどうも抱えてつまんで食べています。
視線は遠くにあり、何気ない一瞬をとらえた人物画なんですね。
歌手なんだけどぶどうを食べているというのが面白く惹かれます。
衣装のシックな色、さりげないツヤがいいですね。
「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」
これはよく見かける有名な作品です。
帽子と衣装の黒がきわだっています。
レースのカーテンのような背景の光が、なお更に黒を引き立てていますが、その黒色は、モデルのベルト・モリゾのブロンズの髪と瞳の柔らかさを引き立てているのだと思いました。
素晴らしいと思います。
「ビールジョッキを持つ女」
手前のパイプを加えた男性客が左端に切れている踊り子を熱心に見ている様子と、ビールジョッキを持つ女性の忙しそうなキリリとした表情が対照的で、その場の臨場感がすごく出ていると思います。
「アルカションの室内」
外へつながる扉が開かれていて、海からの空気が伝わってくるような気がします。
重厚感のある家具はさりげなく描かれていて、室内はゆったりリラックスしている様子。
素敵な絵ですね。
マネの作品をこんなにたくさん鑑賞できたのは初めてだったし、こんなに素晴らしい画家だったことがわかって本当にいい美術展でした。
久々に深く感動しました。
もっと早く見に行っていたらもう一度行きたいくらい。
残念ながら今日でおしまいです。
今年の4月にオープンしたばかりの新しい美術館です。
新しいといっても建物はレトロな感じで、丸の内のビル街に建っている様子はとてもお洒落な感じでした。
エドゥアール・マネ(1832-1883)
印象派の時代より少し前の画家です。
後の印象派の画家たちだけでなく、後世の芸術家たちに決定的な影響を与えた、近代絵画史上最も重要な画家のひとりといわれています。
特徴は「黒」の美しさでしょうか。
人物画に黒を好んで使いますが、そのきわだった黒色の透明感が非常に印象的で、引き込まれます。
「街の歌い手」
ギターを持った歌い手はその手にぶどうも抱えてつまんで食べています。
視線は遠くにあり、何気ない一瞬をとらえた人物画なんですね。
歌手なんだけどぶどうを食べているというのが面白く惹かれます。
衣装のシックな色、さりげないツヤがいいですね。
「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」
これはよく見かける有名な作品です。
帽子と衣装の黒がきわだっています。
レースのカーテンのような背景の光が、なお更に黒を引き立てていますが、その黒色は、モデルのベルト・モリゾのブロンズの髪と瞳の柔らかさを引き立てているのだと思いました。
素晴らしいと思います。
「ビールジョッキを持つ女」
手前のパイプを加えた男性客が左端に切れている踊り子を熱心に見ている様子と、ビールジョッキを持つ女性の忙しそうなキリリとした表情が対照的で、その場の臨場感がすごく出ていると思います。
「アルカションの室内」
外へつながる扉が開かれていて、海からの空気が伝わってくるような気がします。
重厚感のある家具はさりげなく描かれていて、室内はゆったりリラックスしている様子。
素敵な絵ですね。
マネの作品をこんなにたくさん鑑賞できたのは初めてだったし、こんなに素晴らしい画家だったことがわかって本当にいい美術展でした。
久々に深く感動しました。
もっと早く見に行っていたらもう一度行きたいくらい。
残念ながら今日でおしまいです。
タグ:マネ 絵画 美術館
第62回朱麦会展 [美術鑑賞]
熊谷市の八木橋デパートで今日から開催されている「第62回朱麦会展」に行きました。
朱麦会は90年余の歴史を有する洋画団体で、会員は公募展の審査員の先生や絵画教室で教えている先生方も多いです。
毎年今頃展覧会をしているので買い物がてら行くのですが、今日も絵画教室の仲間のTさんと一緒に行ってきました。
≪第62回朱麦会展≫
会期★7月14日(水)~18日(日)
am10:00~pm6:00
最終日はpm5:00にて終了
場所★八木橋デパート8階カトレアホール
(入場無料)
受付。外の展示は小品で、チャリティーだそうです。収益金の一部は熊谷市文化振興基金に寄付されるそうです。
会場の様子。
初日だったせいか静かで、知合いの方や先生方にお会いできていろいろお話が聞けて勉強になりました。
素敵な作品ばかりです。
いい絵を見ると、心が豊かになります。
お近くの方は、是非!お買い物がてら寄ってみてください。
買い物?
もちろんしましたよ~
Tさんはバッグ。色が少々明るめのもの。それと帽子。
私は金欠なため、安い帽子。2100円なり。
シンプルな黒い帽子ですが、手持ちのコサージュをつけたらほら!
ステキでしょ
朱麦会は90年余の歴史を有する洋画団体で、会員は公募展の審査員の先生や絵画教室で教えている先生方も多いです。
毎年今頃展覧会をしているので買い物がてら行くのですが、今日も絵画教室の仲間のTさんと一緒に行ってきました。
≪第62回朱麦会展≫
会期★7月14日(水)~18日(日)
am10:00~pm6:00
最終日はpm5:00にて終了
場所★八木橋デパート8階カトレアホール
(入場無料)
受付。外の展示は小品で、チャリティーだそうです。収益金の一部は熊谷市文化振興基金に寄付されるそうです。
会場の様子。
初日だったせいか静かで、知合いの方や先生方にお会いできていろいろお話が聞けて勉強になりました。
素敵な作品ばかりです。
いい絵を見ると、心が豊かになります。
お近くの方は、是非!お買い物がてら寄ってみてください。
買い物?
もちろんしましたよ~
Tさんはバッグ。色が少々明るめのもの。それと帽子。
私は金欠なため、安い帽子。2100円なり。
シンプルな黒い帽子ですが、手持ちのコサージュをつけたらほら!
ステキでしょ
第106回太平洋展@国立新美術館 [美術鑑賞]
先日の会員展の時に、知り合いK氏から太平洋美術会の公募展「第106回太平洋展」のチケットをいただきました。
太平洋美術会の前身は、日本最初の洋画団体「明治美術会」(明治22年発足)だそうで、同35年に「太平洋画会」と改称し、昭和32年に太平洋美術会と名称を改めて現在に至っているそうです。
K氏は、昨年その会に出品していきなり「新人賞」を受賞したつわものです。
昨年も見に行きましたが、動物園を主題にしたイメージ画のような100号の大作でした。
そして今年はなんと、100号2枚分!
友人と東京に出かけたので、帰りに寄って見てきました。
1階1Aの入り口から入ると、広い会場にとてもたくさんの作品が展示されています。しかも作品はほとんどが100号クラス。でかい!
K氏の作品。
100号を2つ並べた形。
昨年の動物園のモチーフをさらに発展させた感じで、人物も入っています。色使いや全体の構成が素敵です。よく描けるな~と感心しながら鑑賞しました。
何賞か忘れましたが受賞していました。
おめでとうございます!
すごいですね~
「第106回太平洋展」
会期*5月12日(水)~24日(月)
am10:00~pm6:00
(最終日はpm3:30まで)
場所*国立新美術館
興味のある方はぜひ行ってみてください。
たいへん見応えのある公募展です。
太平洋美術会の前身は、日本最初の洋画団体「明治美術会」(明治22年発足)だそうで、同35年に「太平洋画会」と改称し、昭和32年に太平洋美術会と名称を改めて現在に至っているそうです。
K氏は、昨年その会に出品していきなり「新人賞」を受賞したつわものです。
昨年も見に行きましたが、動物園を主題にしたイメージ画のような100号の大作でした。
そして今年はなんと、100号2枚分!
友人と東京に出かけたので、帰りに寄って見てきました。
1階1Aの入り口から入ると、広い会場にとてもたくさんの作品が展示されています。しかも作品はほとんどが100号クラス。でかい!
K氏の作品。
100号を2つ並べた形。
昨年の動物園のモチーフをさらに発展させた感じで、人物も入っています。色使いや全体の構成が素敵です。よく描けるな~と感心しながら鑑賞しました。
何賞か忘れましたが受賞していました。
おめでとうございます!
すごいですね~
「第106回太平洋展」
会期*5月12日(水)~24日(月)
am10:00~pm6:00
(最終日はpm3:30まで)
場所*国立新美術館
興味のある方はぜひ行ってみてください。
たいへん見応えのある公募展です。
『パウル・クレー 東洋の夢』展 [美術鑑賞]
先週の土曜日、久しぶりに夫とドライブに出かけた。
来月に甥っ子の結婚式があるので、御殿場のアウトレットに行って買い物。
それから横須賀へ足を伸ばして、横須賀美術館へ。
新しい美術館で、海が見える美術館だっていうから行ってみいへん?
夫の提案でした。
企画展は『パウル・クレー 東洋への夢』
パウル・クレー(1879~1940)は20世紀を代表する画家だそうです。
日本でも度々展覧会が開かれているそうで、その作品は日本人に好まれているそうです。
私は初めて。
クレーは、日本画の北斎漫画の巧みなスケッチに興味が深く、影響を受けたそうです。
「ウンクライヒから中国への道」
線描が得意で、初期作品には浮世絵からの影響が見られます。
同時に、北斎漫画の冊子の展示もあり、それはとても興味深いものでした。
描写が繊細で、人の体の動きなども巧みです。
「スギエ近くの運河」
水彩画ですが、はっきりした線とぼかしを上手く使って、水が素敵に表現されてますね。
「隠れ家」
油彩でしょうか。
どれもパンフレットの写真なので解りにくいけど、実物は何ともいえない空気感が感じられて、いろいろ想像してしまいます。
「女の館」
抽象画はよくわからないけど、色使いが好きなのと、リズムとか動きを感じて、観ていて飽きないです。
クレーはバイオリンを弾く音楽家でもあるので、絵にも表れているのかもしれません。
「雨模様の小風景」
数ある作品の中で、私はこれが一番好きでした。
実物はもっと色に深みがあったと思います。
予想以上に満足して、観終わった後はティータイム。
雲っていたけど、テラスで海を眺めながらお茶して気持ちよかった。
手前はイチジクのケーキ。
遠くの海に浮かんでいるのは大きな貨物船。
この横須賀美術館、今年の6月頃、分蓮の日帰りバス旅行で来た所なのよね~
名前を聞いただけでは全然わからなくて、到着して初めて
あ!ここ来たことあるよ!
と叫んだ私、大ボケでした
来月に甥っ子の結婚式があるので、御殿場のアウトレットに行って買い物。
それから横須賀へ足を伸ばして、横須賀美術館へ。
新しい美術館で、海が見える美術館だっていうから行ってみいへん?
夫の提案でした。
企画展は『パウル・クレー 東洋への夢』
パウル・クレー(1879~1940)は20世紀を代表する画家だそうです。
日本でも度々展覧会が開かれているそうで、その作品は日本人に好まれているそうです。
私は初めて。
クレーは、日本画の北斎漫画の巧みなスケッチに興味が深く、影響を受けたそうです。
「ウンクライヒから中国への道」
線描が得意で、初期作品には浮世絵からの影響が見られます。
同時に、北斎漫画の冊子の展示もあり、それはとても興味深いものでした。
描写が繊細で、人の体の動きなども巧みです。
「スギエ近くの運河」
水彩画ですが、はっきりした線とぼかしを上手く使って、水が素敵に表現されてますね。
「隠れ家」
油彩でしょうか。
どれもパンフレットの写真なので解りにくいけど、実物は何ともいえない空気感が感じられて、いろいろ想像してしまいます。
「女の館」
抽象画はよくわからないけど、色使いが好きなのと、リズムとか動きを感じて、観ていて飽きないです。
クレーはバイオリンを弾く音楽家でもあるので、絵にも表れているのかもしれません。
「雨模様の小風景」
数ある作品の中で、私はこれが一番好きでした。
実物はもっと色に深みがあったと思います。
予想以上に満足して、観終わった後はティータイム。
雲っていたけど、テラスで海を眺めながらお茶して気持ちよかった。
手前はイチジクのケーキ。
遠くの海に浮かんでいるのは大きな貨物船。
この横須賀美術館、今年の6月頃、分蓮の日帰りバス旅行で来た所なのよね~
名前を聞いただけでは全然わからなくて、到着して初めて
あ!ここ来たことあるよ!
と叫んだ私、大ボケでした
珈水亭で絵画鑑賞はいかが? [美術鑑賞]
素敵な絵画を観ながらランチをしたりお茶したり・・
そんなひと時って、いいですよね。
JR熊谷駅AZ5階にある 「珈水亭」 というお店で
渡辺公志さん(熊谷市)の絵画作品を展示しています。
渡辺公志 ~花と果物の静物画展~
6月14日(日)~9月26日(土)
JR熊谷駅AZ5階「珈水亭」
AM10:00~PM10:00(年中無休)
案内のお葉書をいただいたので
彩り会のT見さんと一緒に、ランチに行ってきました。
熊谷駅からAZに入り
エスカレーターで5階に上がるとすぐにお店があります。
お店の前に看板が・・
珈水亭はランチセットがいろいろあって
美味しいコーヒーとお食事で人気があるようです。
私はまだ数回ですが
いつも若い女性が多いように思います。
この日は1時過ぎていましたが
結構お客さんが入っていました。
さて、作品は・・
ありました。壁にかかっています。
照明もあてられて、ギャラリーとして素敵に展示されています。
T見さんと、食事しながら絵談義。
案内状に載っていたミモザの絵も素敵だけど
水仙の絵やリンゴの絵もいいなぁ
モチーフが花や果物ということもあって
どれも瑞々しく爽やかな印象でした。
9月まで展示されているようですから
お近くの方は、ぜひお立ち寄りください
そんなひと時って、いいですよね。
JR熊谷駅AZ5階にある 「珈水亭」 というお店で
渡辺公志さん(熊谷市)の絵画作品を展示しています。
渡辺公志 ~花と果物の静物画展~
6月14日(日)~9月26日(土)
JR熊谷駅AZ5階「珈水亭」
AM10:00~PM10:00(年中無休)
案内のお葉書をいただいたので
彩り会のT見さんと一緒に、ランチに行ってきました。
熊谷駅からAZに入り
エスカレーターで5階に上がるとすぐにお店があります。
お店の前に看板が・・
珈水亭はランチセットがいろいろあって
美味しいコーヒーとお食事で人気があるようです。
私はまだ数回ですが
いつも若い女性が多いように思います。
この日は1時過ぎていましたが
結構お客さんが入っていました。
さて、作品は・・
ありました。壁にかかっています。
照明もあてられて、ギャラリーとして素敵に展示されています。
T見さんと、食事しながら絵談義。
案内状に載っていたミモザの絵も素敵だけど
水仙の絵やリンゴの絵もいいなぁ
モチーフが花や果物ということもあって
どれも瑞々しく爽やかな印象でした。
9月まで展示されているようですから
お近くの方は、ぜひお立ち寄りください
ルーブル美術館展~コルテオ② [美術鑑賞]
美術館を出たら、ぼちぼちお昼。
今日のランチは、夫オススメの広島焼きです。
上野から神田へ移動。
駅から程近い「お好み焼きカープ」
http://www.hcvb.city.hiroshima.jp/navigator/okonomi_map/tokyo_okonomi/t_02.html
「カープ」って、ずばり野球の「カープ」でしょうね。
看板の色、「赤」だし・・
まずは、ビールに「とんぺい」
うん、美味い
「うどん入り」と「そば入り」があって
私は「そば入り」
カウンターだけの小さなお店です。
隣に幼児2人連れのファミリーがいました。
お店のおかみさん
「鉄板熱いから気をつけてよ」
小さい子がいるからね、危ない危ない・・
お子さんは男の子2人。
おとなしそうに見えたけど、子供だからね。
何かこう、いたずらしそうになったんでしょう。
ママが
「ほら~!そんなことすると怒られるよ!」
と子供さんを叱ったのね。
そしたらおかみさんが
「私のこと、悪者にしないでくれる!?」
あいたた・・
言われちゃいました
子供を叱る時によく使う手ですが・・
「怒られるからやめなさい」というセリフ
怒られるから・・じゃなくて、
なぜいけないのかを、ちゃんと子供に伝えなくちゃね。
いずれ親になるであろう息子に
あとでこの話をしたところ
「お母さんから、よくそうやって怒られたよ」
あいたたた・・・
え~?そうだっけ~??
気をつけましょう、お互いに
コルテオ、東京公演は5月5日までだそうです。
初めてのシルクドソレイユ。
こういう看板見ると
ウキウキしますよね
提供がダイハツってことで
コルテオ仕様車展示。
わ~、夢があるじゃん。
よく見たら、コルテオのイラストはペイントでなくシールでした。
ちょっとショボイな・・
ファンタジックで技がすごくてとても楽しかったです~
今回行けなかった娘が残念がっていたので
次はZEDに行こうか・・
今日のランチは、夫オススメの広島焼きです。
上野から神田へ移動。
駅から程近い「お好み焼きカープ」
http://www.hcvb.city.hiroshima.jp/navigator/okonomi_map/tokyo_okonomi/t_02.html
「カープ」って、ずばり野球の「カープ」でしょうね。
看板の色、「赤」だし・・
まずは、ビールに「とんぺい」
うん、美味い
「うどん入り」と「そば入り」があって
私は「そば入り」
カウンターだけの小さなお店です。
隣に幼児2人連れのファミリーがいました。
お店のおかみさん
「鉄板熱いから気をつけてよ」
小さい子がいるからね、危ない危ない・・
お子さんは男の子2人。
おとなしそうに見えたけど、子供だからね。
何かこう、いたずらしそうになったんでしょう。
ママが
「ほら~!そんなことすると怒られるよ!」
と子供さんを叱ったのね。
そしたらおかみさんが
「私のこと、悪者にしないでくれる!?」
あいたた・・
言われちゃいました
子供を叱る時によく使う手ですが・・
「怒られるからやめなさい」というセリフ
怒られるから・・じゃなくて、
なぜいけないのかを、ちゃんと子供に伝えなくちゃね。
いずれ親になるであろう息子に
あとでこの話をしたところ
「お母さんから、よくそうやって怒られたよ」
あいたたた・・・
え~?そうだっけ~??
気をつけましょう、お互いに
コルテオ、東京公演は5月5日までだそうです。
初めてのシルクドソレイユ。
こういう看板見ると
ウキウキしますよね
提供がダイハツってことで
コルテオ仕様車展示。
わ~、夢があるじゃん。
よく見たら、コルテオのイラストはペイントでなくシールでした。
ちょっとショボイな・・
ファンタジックで技がすごくてとても楽しかったです~
今回行けなかった娘が残念がっていたので
次はZEDに行こうか・・