認知症サポーター養成講座 [雑感]
午後から講習会でした。
仕事ではなく、プライベート。
「認知症サポーター養成講座」
~認知症サポーター100万人キャラバン~
国が支援する運動で2005年にスタートしたのだそうです。
昨年暮れ、市報で募集があったのを見つけて応募しました。
「認知症サポーター」とは
認知症を理解し、認知症の人や家族を暖かく見守り、支援する応援者。
今、認知症の家族を介護している訳でもないし
身近にいる訳でもないのですが
私の母が、脳腫瘍の手術をしてから
うつ病・認知症になり、5年目に他界。
その間の看護・介護は、家族皆で悩み、戸惑い、本当に手探り状態でした。
今ならもっと上手に接してあげられたのに‥
と思うことがたくさんあります。
そんなこともあって
認知症のことをちゃんと知りたい
近い将来、老人社会になるであろうこの地域で
いずれ何かの役に立てば、との思いで行ってみました。
「認知症」とは、症状のことで病名ではありません。
色々な原因で
脳の細胞が死んでしまったり
働きが悪くなって、障害がおこり
生活に支障をきたす状態が
およそ6ヶ月以上続いている場合をいいます。
「認知症」を引き起こす病気
◆身体疾患
◎脳の神経細胞の変性疾患
アルツハイマー病・レビー小体病
◎脳梗塞・脳出血などの脳血管性認知症
◎肝機能&甲状腺機能障害・腎不全・感染症
ビタミン欠乏症・電解質異常・慢性硬膜血腫
正常圧水頭症など
◎せん妄
◆精神疾患
◎うつ病
意外とたくさんあるんだ!
主な症状は
記憶障害や機能障害
考えるスピードが遅くなる
2つの事が重なると処理不能
些細なことに対応できすに混乱する
ほとんどの場合、徐々に進んでいくので
本人も自覚していることが多いそうです。
今まで出来ていたことが出来なくなる。
聞かれたことが答えられない、思い出せない。
日常の習慣であったことも忘れてしまう。
例えば、ゴミ出しの曜日を間違えて出して
近所の人に
「あら~○○さん!今日は生ゴミじゃありませんよ!」
「はい!持って帰ってください!」
と、ピシャリとやられると
間違えたことに自信をなくし
ゴミ出しの曜日もわからず
結局、家の中にゴミを山ほどためてしまうこともあります。
このような場合は、まずは穏やかに言います。
「あら~○○さん、今日は生ゴミの日じゃありませんよ(笑顔)」
「ゴミ出しの日は、声をかけますね」
と、本人が困らないようにすることです。
認知症を発症した場合
周囲からの非難・無理じい・せかす・怒る
等の態度
↓
自信を失い、やる気が起きず
将来に望みを失って、うつ状態になり
↓
認知症の急速な進行へ
周囲の笑顔・理解・見守り・支援的態度
↓
認知症の穏やかな進行
理屈ではわかっていても
いざ、家族が認知症になった場合
そんな理想どおりにはいかないでしょう。
本人も家族も皆ストレスを抱えることになります。
だからこそ
一人でも多くの人が
認知症サポーターになって
周囲が理解をし
少しづつでも手助けできたら
素敵なことだな~と思った今日でした。
テキスト・資料
真ん中のわっかは
オレンジリング
認知症サポーターの証です。
仕事ではなく、プライベート。
「認知症サポーター養成講座」
~認知症サポーター100万人キャラバン~
国が支援する運動で2005年にスタートしたのだそうです。
昨年暮れ、市報で募集があったのを見つけて応募しました。
「認知症サポーター」とは
認知症を理解し、認知症の人や家族を暖かく見守り、支援する応援者。
今、認知症の家族を介護している訳でもないし
身近にいる訳でもないのですが
私の母が、脳腫瘍の手術をしてから
うつ病・認知症になり、5年目に他界。
その間の看護・介護は、家族皆で悩み、戸惑い、本当に手探り状態でした。
今ならもっと上手に接してあげられたのに‥
と思うことがたくさんあります。
そんなこともあって
認知症のことをちゃんと知りたい
近い将来、老人社会になるであろうこの地域で
いずれ何かの役に立てば、との思いで行ってみました。
「認知症」とは、症状のことで病名ではありません。
色々な原因で
脳の細胞が死んでしまったり
働きが悪くなって、障害がおこり
生活に支障をきたす状態が
およそ6ヶ月以上続いている場合をいいます。
「認知症」を引き起こす病気
◆身体疾患
◎脳の神経細胞の変性疾患
アルツハイマー病・レビー小体病
◎脳梗塞・脳出血などの脳血管性認知症
◎肝機能&甲状腺機能障害・腎不全・感染症
ビタミン欠乏症・電解質異常・慢性硬膜血腫
正常圧水頭症など
◎せん妄
◆精神疾患
◎うつ病
意外とたくさんあるんだ!
主な症状は
記憶障害や機能障害
考えるスピードが遅くなる
2つの事が重なると処理不能
些細なことに対応できすに混乱する
ほとんどの場合、徐々に進んでいくので
本人も自覚していることが多いそうです。
今まで出来ていたことが出来なくなる。
聞かれたことが答えられない、思い出せない。
日常の習慣であったことも忘れてしまう。
例えば、ゴミ出しの曜日を間違えて出して
近所の人に
「あら~○○さん!今日は生ゴミじゃありませんよ!」
「はい!持って帰ってください!」
と、ピシャリとやられると
間違えたことに自信をなくし
ゴミ出しの曜日もわからず
結局、家の中にゴミを山ほどためてしまうこともあります。
このような場合は、まずは穏やかに言います。
「あら~○○さん、今日は生ゴミの日じゃありませんよ(笑顔)」
「ゴミ出しの日は、声をかけますね」
と、本人が困らないようにすることです。
認知症を発症した場合
周囲からの非難・無理じい・せかす・怒る
等の態度
↓
自信を失い、やる気が起きず
将来に望みを失って、うつ状態になり
↓
認知症の急速な進行へ
周囲の笑顔・理解・見守り・支援的態度
↓
認知症の穏やかな進行
理屈ではわかっていても
いざ、家族が認知症になった場合
そんな理想どおりにはいかないでしょう。
本人も家族も皆ストレスを抱えることになります。
だからこそ
一人でも多くの人が
認知症サポーターになって
周囲が理解をし
少しづつでも手助けできたら
素敵なことだな~と思った今日でした。
テキスト・資料
真ん中のわっかは
オレンジリング
認知症サポーターの証です。
2009-01-22 00:42
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コメント(2)
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こんな講習会もあるのですね!!
自分の将来も心配ですが(^_^;)義父・母がいるので
年齢的にまずこちらを気にかけなくてはいけませんね。
仕事で認知症の方、または進行中の方に接すること
があります。これらの方の特徴は「おどおどした目」に
あるように思います。
やることすべてに自信がないのでしょうね。
見た目はそんなに変わらないので家族としたら
「何やってんだろう」となるし、事実を受け入れたくない
って気持ちから直視しなかったり・・
家族がそうなったらその時はまた考えるとして、今は
「笑顔で 穏やかに語りかけ」
これをより深く心に刻んで接していきますね。
by なごみ (2009-01-22 17:29)
なごみさんは、お仕事上、認知症の方と接する機会があるんですね。
私は直接接する機会はないけど、高齢者の行方不明者が出て、防災放送でアナウンスがあったり、スーパーのレジで手間取ってるお年寄りや、自転車でフラフラ走ってるお年寄り、ここら辺は、最近だいぶ高齢化してるように見えます。
自分ができることは、まずは目を向けることでしょうか。
認知症に限らず、困ってる人がいたら手を貸すという当たり前のことを、もう一度考えようと思いました。
by MIYA (2009-01-22 22:33)