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念願の白神山地散策 [ファミリー]

かねてから念願だった白神山地の散策。
本当ならトレッキングしたいところですが、足の調子がよくないので2時間半の散策コースにしました。

青森県HPより+++++++++++
白神山地には、東アジアでも最大級といわれる原始性の高いブナの天然林や約500種の植物相が良好な状態で残されています。
 また、ニホンカモシカ(特別天然記念物)やニホンザルなどの日本固有の哺乳類をはじめ、イヌワシ(天然記念物)、クマゲラ(天然記念物)やクマタカなど絶滅が危惧されている鳥類やその他の脊椎動物、2,000種以上の昆虫等の無脊椎動物など豊かな生態系が現存しており、その普遍的価値が認められました。 
(資料提供:(社)日本ユネスコ協会連盟)
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私たちが行ったのは十二湖をめぐるコースで、世界遺産に登録されているコアな部分からは外れていますがそれでも充分ブナの自然林を満喫できました。
sirakami4.jpg

sirakami6.jpgガイド付きだったので、説明を聞きながらの散策。
十二湖は能代大地震によって川がせき止められてできたと言われていて、湖の水の流れはすべてつながっているそうです。
透明度が高くミネラル豊富で、魚や昆虫類も多い。
ワカサギも多くて、冬は湖によって凍るので(凍らない湖もあるらしい)ワカサギ釣りができるそうです。

sirakami5.jpg中でもこの青池が美しかった。
不思議な青色です。
水の色が青いわけではなく、特殊な微生物がいて太陽光の青を反射させるためにこんな色に見えるとか。
深さは9mあるそうですが、透明で湖底に倒れこんでいる倒木がよく見えました。




sirakami7.jpg
sirakami3.jpg写真だとよくわかりませんが実がなっているブナもあります。ツキノワグマはこのブナの実が大好きで、木に登ってとって食べるそうです。実際、遊歩道際にあった大木にクマの爪あとが残っていました。そういうのを見ると現実感がわいてきます。




sirakami1.jpg樹齢400年の古木。
保護のためにそばに行って触れることはできませんが、眺めるだけでも歴史を感じます。

この日はあいにく台風が東北地方に向っていて、確実に雨の予報。
歩き始めはよかったけど途中から降りだして、だんだん降りも激しくなってきました。

sirakami2.jpgカッパを着たり傘をさしたりして歩く。
ガイドさんはご高齢のようでしたが、慣れているらしく足取りも軽い。私たちは身支度も中途半端だったので、ズボンと靴がビショビショ。私なんて靴の中に水が入ってジョボジョボ。最後の30分くらいは修行のようでした。



雨の辛さを差し引いたとしても白神山地は素晴らしかった。また行く機会があるとしたら、もう少し奥のほうまで行ってみたいと思いました。

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