稲刈りのあとの藁は

「積みわら」で有名なのはモネの絵。
「積みわら」というモチーフをいろいろな季節に描いています。

この絵、積みわらに光があたって、太陽のぬくもりまで伝わってきますね。

日本の田園では、稲のわらは束ねて干すので、このモネの絵とは違う。
三角錐のような形で、田んぼに並べて置いてある光景は、なかなか郷愁を誘うものがあって好きなんです。
絵に描く人も多いですね。
私も恥ずかしながら描いたことあるし（＾＾ゞ

通勤途中には田んぼが多く、今年も稲刈りが終わったな～と、秋の田園風景を眺めながら走っていると、
あれ？
いつもと違う光景が・・。

刈り終えた後の田んぼに、トラクターのような機械が何台かある。

ズラッと横たわった藁を、トラクターが端から取り込んでいき、くるくるとまとめてる。

大きくなると、ぽこっと産み落としていくのです。

藁の塊りができた。


次に違う機械がやってきて、


藁の塊りをひょいと乗せて白いビニールらしきものをかけ、またまたくるくる回して包んでいく。





こんなコンビネーションで、みごとに藁をまとめているのでした。

翌日通りかかったら、全部終わって白い塊りになっていました。


なんか、味気ない風景だね・・

コメント 2

こちらも今週末からぼちぼち稲刈りの光景が見られます。

黄金色の稲が夕日に照らされてとても美しいです。

彼岸花の後に来るおなじみの風景なのに、
毎年感動できるのは嬉しい。

ＭＩＹＡさんが見た光景はこちらでも見かけます。
農業の進化なんですね、すごい！！

by たて (2009-10-18 00:17) 

この光景は全国区なんですね！
今年は特にあちこちの田んぼで見かけました。

作業していたのは若い人だったので、農協の職員かもしれません。

日本の農業もだんだん形が変わってくるんでしょうが、どちらにしても、食物をなるべく自給できるように、日本の農業が育ってほしいと思います。
by MIYA (2009-10-18 21:05)